最安予約なのにまったく得しない宿泊予約サイトの”カラクリ”はコレ

低価格旅館予約サイト検索

「来月、温泉旅行でもいこうよー!」

こうなったときに旅館を予約するときに役に立つのが、
インターネットを利用した宿泊予約サイトです。

温泉地ごとに旅館の宿泊料金やクチコミを比べることができてとても便利です。

必死にサイト内をかけ回り時間をかけて探した旅館ですが、

そのまま流れにまかせて予約してしまうのは少し待ってください。

そのままではあなたは損をしてしまうかもしれません。

ここではそこにある旅館のカラクリをご紹介します。

宿泊予約サイトの本性はコレ

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多くの宿泊施設を比較するに場合に、
「じゃらん.net」「楽天トラベル」などの大手宿泊予約サイトを目にすると思います。

予約をしたいお客様は、これらのサイトを閲覧し比較しながら旅館を決定します。

旅館からすると宿泊予約サイトは、お客様を自分の旅館へ誘導してくるエージェント(代理人)です。

私たちは彼らを‟OTA(Online Travel Agent)”と呼んだりしています。

ネット上で24時間不眠不休で私たちの旅館の予約の受付窓口をしてくれる彼らは非常に心強い味方です。

しかし、もちろん彼らも慈善事業なわけではないのでしっかりと送客手数料(リベート)がかかってきます。

彼らのいわゆる飯の種ですね。

それらの送客手数料は宿泊料金総額の概ねなんと5%~15%です。

サイトによってこの数値は前後するものの年々増加傾向にあります。

実店舗を持たずしてこのようなビジネスモデルで収益をあげているOTA。

国内最大手は「じゃらん.net(リベートは10%)」と「楽天トラベル(リベートは8%)」です。

最安なのに損するカラクリとは

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繰り広げられる壮絶な利益調整バトル

時間をかけて吟味し、ようやく見つけた人気旅館、

あなたは『どこよりも安い宿泊予約サイトで安いプランが予約できた!』

パッと見では損した気分にはならないでしょう。

安心してください。

『送客手数料』分だけ、しっかりサービス内容も落ちてますよ。

もちろん、100%すべての旅館でこうなっているわけではありません。

実際に私の旅館では自社HPからの予約でも宿泊予約サイトからの予約でもサービス内容は一切変わりません。

完全に旅館サイドの考え方やスタンス次第です。

具体的になにが違うの?

考えてみてください。

例:

一泊一人20,000円の高級旅館

4人で泊まれば1組80,000円の宿泊料金

じゃらん.netで予約されてしまえば旅館側はじゃらん.net(リクルート)にその10%のリベートを支払う。

金額にして”8,000円”です。

するとどうでしょう、旅館側もどうにか利益を守ろうとします。

当たり前です、旅館も一企業ですからね。

ただし、宿泊プランは自社HPも宿泊予約サイトも、
変わらず同一のプラン内容であることが多いです。

プラン掲載されていることを行わないということは契約違反になりますから、

あらゆる見えない部分でゴリゴリ利益調整します。

ご到着時のお茶サービスを省いてみたり。

⇒ 人件費のカットですね。

客室のアメニティのグレード落としてみたり。

⇒ 物理的なコストカット

会席料理のお肉やお造り茶碗蒸しのグレードを落としてみたり。

⇒ プランに献立を明記してない限り、絶対バレません。

ありとあらゆる手段で利益調整ができることでしょう。

繰り返しますがどこまでやるかは、完全に旅館サイドの考え方やスタンス次第です。

自社HPからの予約だとこうなる

これが自社HPからの予約であれば8,000円のプラスの利益につながります。

逆に言うと自社HPから予約してくれたお客様には…

8,000円を限度額とした何かサービスをしてあげられないか?

このように旅館は考えます。

その結果、お客様が自社HPからの予約をリピートしてくれて、

高い顧客満足度を得てさらにリピートする半永久的な上昇スパイラルが理想になります。

予約者にとって本当に損しない予約方法の優先順は、

” 自社HP > 宿泊予約サイト ”

もちろん、これは私のような売り手サイドにも好条件になります。

私も業務上では少しでも自社HPでの集客を優先しようと考えるわけです。

このwin-winの関係を忘れないでくださいね。

まとめ

宿泊予約サイトの料金だけで決めると損をする
宿泊予約サイトでは中間マージン(送客手数料)が発生している
これという理由がなければ自社HPで予約をすることが大切

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