CX-5のディーラー初回車検費用はこれくらいかかる【KE後期型】

2015年9月に納車された愛車のCX-5(KE後期型)ですが、2018年9月で3歳ということで東北マツダさんへ初回の車検を受けに訪問しました。ちなみに走行距離は約32,000km程度でした。

今回はCX-5の初回車検にディーラーを選んだ理由とどのくらい車検費用がかかるものなのかを書き殴りたいと思います。

ディーラー車検を選んだ理由

やはり新車購入からその後のメンテナンスまでお世話になっているということが一番の理由です。

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過去記事:無償対応不可?3年30,000kmでヘッドライト問題再発!

過去記事:マツダのディーゼルオイルが高いなんてウソ!東北マツダの本気

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なんだかんだでディーラーさんとは新車購入後は一ヶ月点検を境にご無沙汰しがちな方もいると思います。オイル交換や夏冬タイヤの交換など、その後発生する車のメンテナンスについては近くのカーショップで済ませてしまうこともあると思います。

しかし、マツダにはパックdeメンテというサポートサービスがあるので半年に1度は必ずディーラーに行く機会があるので今回も自然な流れでディーラーに車検をお願いする形になりました。

私のCX-5のコンディションを一番理解してくれている方たちにお任せすることが一番安心だと考えました…が、あれ?と思うこともありました(後述)

ブログ書いてると思うんですが、定期的にディーラーで点検などしてもらってる間に新しい車種の試乗ができたりカタログをもらったりと情報を仕入れることができるという副産物的なメリットも私にはありました。

民間車検と比べるとディーラー車検は高いのでは?とよく聞くのでそれを確かめる意味もありましたが、基本的には上記のディーラーに任せた方が安心だろうという安心感を買い、費用的にも納得感のある標準的な価格であれば全然良いと思っています。

今回はちょうど良いきっかけなのでディーラー車検の妥当性を検証していきます。

ネットでの事前調査

引用元:車検比較サイト 「楽天車検」

安っ!(なんとなくのイメージで)

車検なんてCX-5くらいの車格になれば何も不具合が無くても10万円くらいはかかるだろうなと個人的には考えていました。(10万~12万円かかるイメージでいましたけど)

そもそも車検費用総額の構成比とは次の構成で成り立っています。

①法定費用(自賠責保険料・重量税・印紙代)

②点検費用(車両を点検する人の技術コスト)

③修理部品代(必要がある場合の交換部品代:バッテリーやワイパーのゴム、発炎筒など)

基本的には+②+③を合計した費用を私たちは車検費用と呼んでいます。そして、①の部分は「私達から国に納める税金=誰に車検を頼んでも変わらない費用」です。

車検費用に差が出る部分とは、②点検費用③修理部品代ということでとりわけ②の点検費用の価格が高い安いの明暗を分ける部分となります。

上記のサイトですと、その点検費用は約18,000円程度としていますがその他のサイトなども調べてみると22,000円など結構振れ幅があります。ここでは取り急ぎ20,000円~としてみましょう。

実際は12万円かかりました

「やっぱりディーラー車検は高いんじゃん!」って思うでしょう。この内訳を簡単に書くと次の通りです。

①法定費用

自賠責保険料:25,830円

重量税:0円(初回免税 本来20,000円)

印紙代:1,200円

②点検費用

基本料:81,299円

納税代行料:9,720円

③修理部品代

発炎筒:853円

下回り防錆ラスター補修:2,815円

①27,030円+②91,019円+③3,668円=121,717円(税込)

重量税は初回に限りCX-5のディーゼルモデルは免税で、2回目の車検からは20,000円程度費用増となります。

車検費用は、この段階においておよそ47,000円程度税金として確定します。

修理部品についてはほとんどの方が3年3万km程度では存在しないと思われます。発炎筒に消費期限があることをはじめて知り3年で交換。新車購入時にオプション追加した防錆コーティングの一部補修もオススメということで追加となっております。特に一番のメインであると思われる点検費用の基本料がかなり高額で全体の大半を占めています。

一見、高いと感じると思われるかも知れませんが実は少しカラクリがあります。

車検代付きのパックdeメンテの存在

実はこの12万円の車検代の中には、今回の車検代に加えて未来2年間の定期点検費用とオイル・オイルフィルター交換費用が込みになっているのです。

前述の点検費用で基本料が高いと思われましたが、冒頭で述べたパックdeメンテというサービスによるもので大きく見えている状態です。

純粋な車検基本料とは

では、純粋な点検費用の基本料はいくらなのか?

少し強引ではありますが明細から読み解いて無理やり分解させてみるとこうなります。

パックdeメンテの分解方法

①車検付き+18ヶ月プラン:81,299円

②18ヶ月プラン:30,488円

①-②=50,811円

至ってシンプルです。

車検付きのパックdeメンテと車検無しのパックdeメンテ同士の引き算をすることで車検そのものの概算価格を算出します。

基本料:41,091円 /納税代行料:9,720円/ パックdeメンテ費用:30,488円(税込)

「納税代行費用も結局ディーラーの取り分で基本料だろ!」と思うので、基本料は約5万円ということになります…。

真偽は定かではありませんが先ほどネットで調べた民間車検の基本料2万円程度に対して、約5万円ですからね…。う~ん、この感じだとやはりディーラー車検は高いといわれても仕方ないですね。

このことからパックdeメンテに加入せずディーラー車検を行った場合は、概ね9万円かかるということが分かります。

なぜ基本料が5万もするのか?

この5万円の作業の内容を下記に記します。

・車検基本整備料

・エンジンオイル交換

・オイルフィルター交換

・エンジンシャシスチーム洗浄料

・総合測定検査料

・ブレーキフルード交換(部品代、作業料込)

・ブレーキ洗浄(部品代、作業料込)

・ウォッシャー液補充

・タイヤ前後ローテーション

・ワックス洗車または室内抗菌消臭

この5万円の中には車検整備料以外にも、いくつかの部品交換などの付加サービス作業が盛り込まれています。

民間車検でも色々な形態のサービスがあるのでダブる部分もありますが、恐らくここが民間車検との差を生み出している部分だと感じています。

そもそもこれらの作業が車検で必要なのか?という疑問が全てだと思いますが、個人的には無駄な作業ではないと思います。自分であれもこれも出来てしまう知識やスキルを持った人には過剰整備と思われるかもしれませんが、そのような方はそれこそ自分で車検を通すユーザー車検を選択するでしょう。

しかし、いくら必要な作業とは言え「これらの作業を差し引けば5万円が半額になるのか?」と言われれば、それはならないと思います。これがディーラー車検のネックになるところで、「ユーザーに価格調整をする機能を持たない」のがディーラー車検だと思います。

これに対して、民間車検屋さんなんかは完全な低価格路線で価格だけで選んでもらうことを目指す店舗が多いので余計なことは一切せず、ただひたすら車検を通すことだけを考えると思うので安いんでしょうね。もしくは、低価格で釣ってあれもこれも交換が必要だと言って盛るようなお店も中にはあると思います。

それに対してディーラーは自社の顧客ということもあり車メーカーのブランドも背負っているため「車検後の不具合は許されない」安全性などを十分予見・考慮した「向こう2年間安全に乗ってもらえるように必要なものは全て交換します」これが原因で付帯サービスが増えてしまい、交換部品も純正品を使い、なおかつそれをユーザーに細かく説明しないものですから「ディーラー車検は高い!」しか残らなくなるのだと思います。

車検が通ったDIY

過去にいくつかのDIYで取り付けたパーツ等がありますが、これらは車検に通るのか否か。

社外品のデイライトからはじまり、ナンバー灯のLED化とルームランプのLED化、ナンバーフレームなどやはり電飾系は特に車検には厳しい印象があったので少しドキドキしていましたがどれも何の問題も無く車検はパスしました。

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過去記事:初心者でも簡単!DIYでナンバー灯をLED化してみた。

過去記事:初心者でも簡単!DIYでルームランプをLED化してみた。

過去記事:CX-5に「見やすい!!」ナンバーフレームを取り付けてみた

過去記事:【体験談】CX-5にビートソニックのデイライトキット(DLK305)取付けてみた!

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費用を膨らませないポイント

ユーザーは皆が皆車に精通しているわけではありません。

当然、ディーラーさんの車検時の提案に対しても必要性の優先順位を自分でつけることができません。私も今回の車検で2つ提案を受けました。

■エアコンフィルターの交換(4,860円)

エアコンフィルターの交換はメンテナンスあるあるなのでどのタイミングでもこの提案は受けることがあると思いますが、これは自分で行えば半額以下の2,000円程度で済ますことができます。

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過去記事:DIYで工賃節約!16,000km CX-5のエアコンフィルターを交換してみた

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これはホントに覚えてください!こんなのに5,000円も払うのバカらしいですから。誰でもできる簡単な作業で、年2回タイヤ履き替えるときにやっても4,000円で済みます。

自分で交換してる人でもディーラーさんはそこまでちゃんと見ないでテンプレで入れてきますのでしっかり見積に目を通して外してもらってください。

■下回り防錆塗装(7,354円)

これは一度も下回りの防錆コーティングされてない車両向けのオプションです。
新車購入時に防錆コーティングしている人は簡易的なラスター補修で充分です。これも言い方は悪いですが何も言わなければそのまま実行されていました。

どちらも軽く断れば嫌な顔一つせず対応してくれましたが、恐らく形式的にどの車検でも追加されているんだと思います。

しっかり確認した上で提案してもらえるとありがたいのですが、この辺がディーラー車検が高いと思われてしまう原因なんでしょうか。

この2つだけでも見逃していれば12,000円もプラスになりますからお得感なんて吹っ飛んできますよね。

こういうことが続くとディーラー車検も民間車検と変わらないのに費用ばっかり高いじゃんと言われるようになっていきますし、信用を無くし選ばれなくなっていく一方だと思います。

これについては残念でしかたありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ディーラー車検が高いのでは?という切り口から入った今回の検証でしたが、総括すると「過剰整備のように見えるが不要な作業はほとんどなく、ユーザーに少しの知識があれば決して高くはない」という結論です。こと金額の高い安いは個人差がありますが、私はこのような印象を受けました。

事実、安心をお金で買うという側面も持ち合わせていると思いますし、メーカーの延長保証のことなどを考えるとディーラー車検でなければならないケースが多く想定されますが、少しの知識で得することってやっぱりあると思います。

1円でもこだわって車検を通したいという方は、

車検比較サイト 「楽天車検公式HP」

このようなサイトでご自宅から近いカーショップを検索した上で、価格比較をしてみて下さい。注意する内容は今回書き殴った点など参考にしていただければ嬉しいです。

では、また!

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