最安料金検索の鬼!宿泊業界から見るトリップアドバイザーの光と影

最近…と言わずここ数年メキメキと頭角を現し、今や業界内でも大きな影響力を獲得するまでに成長した世界最大級のクチコミサイトTripAdvisor (トリップアドバイザー)

世の中の認知度的にはどちらかと言うとクチコミサイトの印象が強いと思いますが、実はTripAdvisor (トリップアドバイザー)こそ最強の旅館・ホテルの宿泊料金一括検索ツールなのです。

今回は、このTripAdvisor (トリップアドバイザー)を利用した損をしない旅行の仕方や気をつけるべき点、業界のカラクリなどを簡単にまとめたいと思います。

クチコミサイトとして使うなんてもったいない!

いきなりですが、トリップアドバイザーは日本を含め世界中のホテルや旅館の宿泊予約を手助けしてくるサイトです。

トリップアドバイザーの強みは、投稿されているクチコミなどではなく、最安料金を一括で検索できるツールであるということです。

検索欄に、行きたい場所と泊りたい施設「東京 ホテル」などと入力すれば即座に東京のホテルがリストアップされてきます。

ここまでは、じゃらんや楽天トラベルなどと一緒です。

しかし、トリップアドバイザーではこの図のように、booking.com・じゃらん・Expedia・JTB・Hotels.com・楽天トラベルなど他の宿泊予約サイトの宿泊料金も自動で検索してきてくれるのです。

一覧検索から概ね予算の合いそうな宿泊先を見つけて詳細を追うことができるので非常に効率良く宿泊先探しができると言うわけです。

行きたい宿泊先が決まっているなら一層オイシイです!

泊りたい宿泊先が決まっているのなら更に話は早いです。

施設名を検索欄に入力するればたちまちに指定の日・人数・部屋数から他の宿泊予約サイトを横断して最安値を把握することができます。

実際の東京ステーションホテルのページです。

見るとBooking.com/Hotels.com/じゃらんの宿泊料金が目立って料金表示されています。

その下に、その他の宿泊予約サイトがいくつか表示されています。

注意!最安が必ず目立つ仕組みにはなっていない

これを見ると、JTBが37,800円と最安なのに全然目立っていないため見落としてしまいそうです。

本家…というかトリップアドバイザー自体でも宿泊予約が出来るようにはなっているのですが、この場合だと他社に負けちゃってますね。

トリップアドバイザーのカラクリ

「なんで最安なのに目立たないの?」と思いますよね。

ここにトリップアドバイザーの収益を上げるカラクリが隠れています。

トリップアドバイザーの主な収入源は、じゃらんや楽天などをはじめとするその他宿泊予約サイトからの広告収入なのです。

多くの人が最安検索を求めてトリップアドバイザーというサイトにたどり着きます。

その後に、料金比較をしたあとにその最安の宿泊予約サイトにお客様を飛ばすことがトリップアドバイザーの仕事なのです。

いわば、仲介業者(じゃらんや楽天)の更に仲介することで収益を上げています。

究極の専業アフィリエイターということもできますね。笑

すなわちこの状況で説明すると、

「料金が高くても目立つように表示されている」=「他の宿泊予約サイトよりも高い手数料を払っている」

ということになります。

この場合、booking.comが一番上で目立っています(料金もよりによって最大値です)

だから、目立って、クリックしてもらわなきゃいけないんです。

しかし、利用者にはそんなことは関係ありません。

容赦なく下の価格が安いサイトから予約してもらえばOKです。

見落とさないように注意しましょう。

新しいビジネスの形だと思う

今までじゃらんや楽天に追従しようと多くの宿泊予約サイトが出ては消え淘汰されてきました。

そのじゃらんや楽天よりも一つ上のレイヤーで勝負をしかけたTripAdvisor (トリップアドバイザー)

そして誘客の為に呼び水になる豊富なクチコミレビューの数々。

これからはTripAdvisor (トリップアドバイザー)が主流になっていくのですかね。

このレイヤーに滑り込むセンスはすごいです。

ただ、業界関係者としては結局のところマージンオンマージンになってしまうので好ましい現状とは言えませんね。

私も自分の施設を販売する身です。

他の施設のその日の最低料金を簡単に検索することができるので、それにあわせて自分の施設の料金も上げるなり下げるなり修正していけるという意味ではある意味重宝してます。

↓百聞は一見にしかずです。

ぜひ一度この最強の最安値一発検索サイトを活用してみてください。

結構、使い始めると止められなくなります。笑